8月8日、16時に出発。
この日も朝起きる事はできず。なので昼から走ろうと思ったが、暑いと言うことで少ししてからでいいやと、PCの前で遊んでいた、ふと雨雲レーダーを見ると有田辺りから龍神辺りが真っ赤。なので、余計に家でグダグダと時間を潰すことに。
和歌山市や貴志川も雨が降ったようで加太は雨の気配も無かったので少しでも走ろうと、16時に出発。
とりあえず、貴志川まで走って野上に抜ける。
コンビニで雨雲レーダーを確認すると、紀南方面の雨雲は消えていたので、黒沢を越えて有田を目指すことに。
久しぶりの黒沢越え。それも夕暮れ時。西側の稜線に夕日が沈むところだったので、思わず止まってしまった。黒沢の狭小区間がだいぶ整理されつつあり、以前の雰囲気が失われつつある。整備されると走りやすくていいんだけど、今までの景観が損なわれるのと、緑のトンネルがなくなってしまうので考え物だ。
下りは、もう日が暮れているので、ゆっくりと慎重に下って、明恵の道の駅で休憩。当然、時間が遅いので、焼き鳥もないので、赤コーラ1本のみ。
辺りはこんな感じで、ここから帰ることもできるが、消化不良になるのは目に見えていたので、白馬トンネルを目指すことにした。
白馬トンネルも登りは修理川バイパスがあり走りやすい道があるが、今日は旧道を走ることにした。
もう辺りは真っ暗で街灯もなく、ライトの明かりのみ。旧道は自転車では一度下ったのみで登りは初めて。ま、車では何度も走ってんだけどね。当然のことながら車も来ないので道の真ん中を走る。
真っ暗で距離感もわからないので意外と早く旧道区間を抜けたように感じた。
白馬トンネルを抜けると3kmほどの下りだけど、真っ暗なのでライトを追加して2灯体制に変更。この2灯体制は後にしてみると今回は良作であった。
下りき橋を渡らず、右折し御坊方面を目指す。3つ目の橋で対岸に渡り田舎道を走る。ここも街灯などは家がある付近しかなく、それ以外は真っ暗な狭い道で、初めてであれば夜になど走るのは気が引けるところだけど、よく走るとこなので、気にせず走る。
ショートカットのカマキリトンネルへ分岐を超える少し数メールの登りがあり民家のない区間が少し続くが、登り切ったところで、動物の影を発見。2灯体制のおかげで、少し手前から認識できた。野生のシカが5~6匹ほど群れており、道がふさがれていた。こっちも焦ったので声をだして追い払った。1灯だともっと直前にならないと気が付かなかったと思う。
10kmほどの遠回りをして元の道に合流。今日は花火大会があったようであるが、もう終わっていた。確かに途中で雲が光っていた。山間部なので雷かとも思っていたが花火だった。出店もあったが、人が大勢いたので立ち寄らず、そのまま走り、今度は道の駅「San Pin 中津」で休憩。
この後は、御坊を目指すが、御坊の待ち中で食事をしたかったので、日高川の河口近くに出る道を選択し、国道42号に合流。ただ、時間が22時過ぎであったので、あいている店もほとんどなく、CoCo壱のカレーに決定。
この後、由良峠の下りの途中から白崎海岸へ向かうことにした。
月も出ておらず、曇っていたので海岸沿いの道は、真っ暗。晴れていれば星空を見れるはずだったが期待外れ。少し波もあり、波をかぶっているところもあったが、真っ暗でよくわかりません。
白崎海岸の道の駅もスルーして、先を目指す。ここでも2灯体制が大いに役立ってくれた。
広川で一旦内陸に入ったものの、有田まで真っ暗の海岸線を走り、あとは国道で和歌山市を目指す。時間も深夜になっていたので車も非常に少なく走りやすかった。大型のトラックなどは気を使ってくれて抜いてくれるが、中型程度のトラックは、かなりのスピードで追い越していくのでそれだけが怖かったかな。
自宅に到着は2時を回っていたが何とか200kmを走ることができた。
夏場はナイトライドもありかなと思うが、行き先や補給場所を考えないと、ただの苦行にしかならなさそうである。