10月3日、先月のシルバーウイーク中にR425の御坊側を走ったので、未踏区間のR169~R168までを走ってみたかったので、チャレンジすることにした。というよりやっとチャレンジできた。計画はすれど、天候に恵まれなっかたり寝坊したりで、なかなか実行に移せなかったが、やっと実行することに。
だが、早朝から起きることは出来ず家を出たのが8時30分。距離的に300kmは超えるので深夜確定ライド。目的区間を日のあるうちに通過できればあとはR168は何度も走ったことがあるので、何とかなるかなと。ちなみに、R425の十津川村から龍神までは、1年前の9月に走っています。
今回のコースはこれ。
300kmを走るため、最初からペースを上げると最後まで持たないのとR169は大台ケ原の登り口までは、基本的に登り基調で700mぐらいまで上がる。そこからは下りで、下北山村に入りR425は山越えの為、200mぐらいから850mまで上がることになるが、上北山村の役場付近からは、初めての道で、細かな状況は不明。ま、初めての道だとテンションも上がるから何とかなるかなと。まずは、紀ノ川沿いを五条まで走り、五條病院の前のコンビニでやっと休憩。パンを補給と大トイレを済ます。
15分ほど休止し出発、五條病院のところを東に折れ、道なりに進んで吉野川を渡る。この辺からは車は非常に少なく吉野川を見下ろせば澄んだ水が流れているし、非常にきれいなところである。
下市まで来ると、さすがに車の往来はあるが対岸に広い国道があるので、南岸の道は、少し狭い所もあるものの、車はめったにに遭遇しない。
下市の次は吉野。この時期は桜もないので基本的に静かである。一度、桜のシーズンに来てみたいが、結構な登りらしいので、吉野からでなく、洞川からのコースを走ってみたい。
吉野を過ぎると、道も狭くなるり、山という雰囲気がかなり出てくる。そんな中を走り、やがてR169に合流する。

R169に合流すると、登りが始まり、まずは2つトンネルを超えたあと、今回も「徳岡」さんで、奈良県のソールフードである「柿の葉すし」を購入。ジャージのポケットに入れる為、5個ずつ細長い容器に詰めてもらいます。
この後は、大滝ダムの登りなのだが、国道を使わず対岸の道を上ることにした。一度、下りで走ったことがあるが上るのは初めて、国道と違い車がないので後ろを気にすることなく上れるのと、大滝ダムの壮大な建造物を眺めながら登れるのでこれもありかなと。また上った後も、大きなダムの堤防の上を走れるしね。
川上村の道の駅で13時になっていたので、とりあえず食事と言うことで、山菜そばを補給。日曜日だと役場前の駐車場に店が出て美味しいものを食べれるのだが今日は土曜日なので無し。
道の駅からはしばらくは平坦で大迫ダムへの登りへと続いていく大迫ダムも堤防の上を走ることが可能になっている。今日は時間が押しているのでダムで休憩はせずにループ橋を超えて大台ヶ原の入り口で休憩。
ここからは下り基調で上北山村野道の駅を超えて、初めて走る場所、道は広く走りやすく、おまけに車も少ないので非常に快適。そしてダム湖の周りをしばらく走る事になる。
ここのダム湖はバスフィッシングが有名なようで、貸しボートのお店がそこいらに有る。ボードをけん引し車も何台も走っていた。
ダム湖の周りを走り、短いトンネルを抜けR425の熊野方面へ少し走る。ここは今日の目的地の一つで池原ダム。ダムの堤防には放水口がなく正面の山の低くなっている部分に元の川にショートカットするように放水口と発電施設が作られている。
辺りの景色もきれいなので写真を撮ったりしながら暫くゆっくりした。次は山越の登りが待っているので。
ダムの上か一気に元の川底まで下って、本題の目的地であるR425に入る。まずは明神池までの登り。距離はないものの、ここまで160kmほど走った足には意外ときつかった。ただ、初めての場所なのでワクワク感が辛さを越えていた。
明神池を越えると登っ分を下る感じで進んでいくと自販機を見つけたので取りあえずボトルへ補給をした。この後は山に入るので・・・補給していると久々にサイクリストに遭遇した。
R425を少し進とトイレを発見したので用足しとこれから800m近くまで登るの悪くいけば登り切るまで日没で真っ暗になることが予想されるので、寒さ対策としてレッグカバーとアームカバーを装着した。
R425の山越えは正面に見える山はかなり高く、そこにこれから向かう道が見え、あそこまで登らないといけないのかと想うと気が滅入るが、登らないと帰れないのと日暮の心配もあるので、頑張って上るがきつかった。何とか日がある内に登り切ることができた。
ここも、トンネルで反対側へ抜けてることになるのだが、トンネルが掘られているところが、白い岩が垂直に切り立っており独特の雰囲気を醸し出していた。照明のない1kmほどのトンネルを走り反対側へ移動。ことら側は、広葉樹林の森で坂はきつくなく、平坦部分も結構あり、紅葉シーズンに走るとかなりきれいなのではと思う。
R168までは13kmほどあり結構距離がある。10kmほど下ったところで、完全に真っ暗になってしまった。
この後は、R168に出て五条を目指して北上。当然のことながら、紀伊半島のど真ん中で、山の中なので辺りは真っ暗。時折、車が走ってくるので、ライトの明かりが見えた時やエンジン音が聞こえたときは、ブラインドコナーで鉢合わせにならないように注意しながら走る。
途中、谷瀬のつり橋があったので、自転車で走ってみた。つり橋はスポットライトで照らされて明るかったが、周りが真っ暗であったので高さも持ったく感じられず。なお1組の親子連れがつり橋を渡っており、復路で揺らされたので、バランスを壊してこけそうになったので、途中で親子連れが渡りきるまで停車した。自転車って走行面が揺れると走れないんだなと感じた。
猿谷ダムに到着すると、最後のラスボスという感じで道の駅「大塔」までのきついのぼり、疲れもあり斜度もきついので上れるか不安であったが、亀のように何とか足つきなしで登ることができた。
途中、道の駅「くどやま」で1回休憩をはさみ、0:15ごろにやっと自宅に到着した。
目的地はそうは出来たものの、日が暮れて真っ暗のため消化不良。
ま、今度の目的がまた生まれたのでいいけどね。